ヒソップ

●英名:Hyssop
●和名:やなぎはっか
●学名:Hyssopus officinalis L.
●科名:シソ科の多年生半潅木
●原産地:ヨーロッパ南部、中央アジア
●主産地:フランス、ハンガリー、オランダ、ドイツ、ブルガリア

 原産国はヨーロッパ南部、中央アジアである。シソ科の植物で耐寒性にすぐれており、草丈は約1mに達する常緑潅木である。北米では、園芸種として品種改良されたものもある。  古代ギリシア・ローマ時代にはすでに知られており、神聖なる場所を清める目的で利用されていたとみられる。  日本への渡来は明治中期頃で、匂いはハッカ、葉は柳という姿形から「やなぎはっか」と名づけられた。

ヒソップの香味と利用法

■葉と花に、若干の苦味と、ほのかなハッカ様の芳香がある。葉も花もミントと同じ利用法でよく、ハッカ様の清涼感が、脂肪分の多い肉料理や魚料理によく合う。
■葉は、生のままか刻んでサラダやソース、シチューやソーセージなどに加えるとよい。
■花穂は開花前に収穫し、よく乾燥させて、シャルトルーズなど、リキュール類の風味づけに利用される。
■葉をハーブティーにしても楽める。

ヒソップの薬効

 日本においては、乾草をヒソップ草と称し、リウマチの治療、健胃、強壮などに用いられる。

ヒソップの栽培

■栽培は種子まき、さし木法、株分け法が可能であるが、種子まきの場合、発芽に時間を要するため、株分け法もしくは春か秋のさし木法がよい。3〜4年ごとに新しく更新すること。
■収穫は、若葉はいつでもよく、花穂は開花前に行う。乾燥用の葉は、花が咲いている8月頃に枝ごと刈り取り、よく乾燥させる。